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訪問看護ステーション内でのコミュニケーション活性化のコツとは?

訪問看護ステーション内でのコミュニケーション活性化のコツとは?

この記事はこんな方におすすめ

  • 訪問看護ステーション管理者
  • ステーション内の雰囲気を良くしたい
  • ステーション内の情報共有をスムーズにしたい

この記事を読むとこうなります

  • 職場でのコミュニケーションのコツがわかる
  • スタッフ間での情報共有をスムーズにする方法がわかる

「コミュニケーションが少なく職場に活気がないように感じる」
「情報共有がスムーズでなく、業務が滞ってしまうことがある」

このようなお悩みをもつ訪問看護ステーションの管理者の方、いらっしゃるのではないでしょうか。
今回は訪問看護ステーション内でのコミュニケーションについて、障壁となっている要因や具体的な改善策を解説していきます。

なぜコミュニケーションが大切なのか

そもそもなぜ職場内のコミュニケーションが大切なのでしょうか。職場内でのコミュニケーションが重要である理由は以下の3つです。

  1. 生産性が向上する
    スタッフ同士のコミュニケーションが活性化されると情報共有もスムーズになり、業務を効率的に進められるようになります。その他にも複数のスタッフが関わることでミスが減る、問題解決能力や判断力が高まるという効果もあります。お互いの状況を把握していることで業務の行き詰まりやトラブルに対してすぐに協力し合えるようにもなります。

  2. 従業員エンゲージメントが向上する
    従業員エンゲージメントとは、所属している組織に対して貢献したいという意欲のことを指します。コミュニケーションが活発な組織では、スタッフ一人一人が組織の中で居心地の良さを感じることができ、それが働きやすさやモチベーションアップ、離職率の低下に繋がっていきます。

  3. 新しいアイディアが生まれる
    コミュニケーションが活発な組織では自由な意見交換がされやすく、新しいアイディアも生まれやすい傾向にあります。そのような土壌が組織の成長に繋がっていきます。

コミュニケーションを活性させることは職場の雰囲気を活気づけるだけでなく、組織の生産性向上やスタッフのエンゲージメント向上にも効果的であり、組織にとって欠かせない取り組みです。

訪問看護ステーションでの職場内コミュニケーションの障壁となる要因

訪問看護という業務の特性上、職場内のコミュニケーションの障壁となる要因がいくつかあります。

  1. スタッフ同士が対面で話ができる時間が短い
    訪問看護ステーションでは日中は各スタッフが訪問に出てしまっているため、直接顔を合わせて話せる時間が限られています。コロナ禍において直行直帰可能なステーションも増えてきており、顔を合わせる時間がさらに減っている傾向にあります。

  2. 日中スタッフ同士が連絡を取りにくい
    日中は各スタッフが訪問や移動中であるため、タイミングが合わないと連絡を取り合うことができません。3人以上の間での情報共有も難しい状況にあります。

  3. 1人で完結する業務特性
    訪問看護は基本スタッフ1人で訪問しケアを行うため、業務が1人で完結するという特性があります。必然的に一般的な組織よりもスタッフ間でのコミュニケーションの量が少ない傾向にあります。

以上のような業務特性がある中でコミュニケーションを活性化させるためにはどのような取り組みが効果的なのでしょうか。次は実際のステーションで行われている具体策をご紹介します。ご自身のステーションでの取り組みの参考にしてみてください。

ステーション内でのコミュニケーション活性化のための具体策

  • 朝礼・夕礼

    これは実際に取り組まれているステーションも多いかと思いますが、顔を合わせることができる時間帯を有効活用してミーティングを行います。短い時間をさらに有効活用するためにポイントなのは、何を話し合うのか議題を事前に共有しておくことです。チャットなどのツールで共有しておくと各スタッフが自分のすき間時間に確認することができるためおすすめです。

  • フリーアドレス制
    フリーアドレスとは、職場で固定した席を持たず、毎日自由に自分の席を選択できるスタイルのことです。フリーアドレスを採用すると、毎日色々なスタッフと自然な雑談が生まれ、職場のコミュニケーションが活性化されます。フリーアドレスにはコミュニケーション活性化以外にも紙資料の電子化が進んだり、不必要な私物を置くことがなく職場が整理整頓されやすくなる、というメリットもあります。

  • 1on1ミーティング
    1on1ミーティングとは、上司と部下が1対1で定期的に行う面談のことです。上司にとっては部下の業務状況がわかり、悩みを把握しやすくなります。また、部下にとっても上司に対して安心して発言してよい場があることで心理的安全性が高まります。そして上司からのフィードバックがあることでモチベーションが向上するというメリットもあります。日々、チャットツールなどを通してコミュニケーションをとることで、1on1の質が向上します。


  • タスク管理
    管理者の皆さんは各スタッフから業務報告を受けて業務負担に偏りがないか確認していると思います。それらの確認は時間がかかりますが、タスク管理ツール等を活用して、効率的に業務の偏りを把握することができます。多くのタスクを抱えているスタッフには、早めに声をかけて、業務量の改善にむけて働きかけることができます。

  • チャットツールを使う
    チャットツールは対面でのコミュニケーションを補完できる大変便利なツールです。電話とは異なり、お互いの都合のよいタイミングでやり取りでき、文字として残るので忘れてしまうというミスも防ぐことができます。しかし、チャットでの情報量が多いと後から情報を探す際にわかりにくくなってしまうため、チャットグループやスレッドをうまく利用しましょう。

ステーション内でのコミュニケーション活性化には訪問看護向け電子カルテ homis Nursee がおすすめ

  • チャット機能搭載でいつでも情報共有や相談ができる
    クラウド型電子カルテのため、インターネットが使える環境であればどのPC・スマホ・タブレットからも使用できます。チャット機能によってリアルタイムにスタッフ間での情報共有や相談が可能です。

  • カルテに紐づいたトークルームがあり、ほしい情報がすぐにわかる
    電子カルテとは別にチャットツールを使用している場合、チャット上に情報があふれてしまうことで内容を忘れてしまったり、確認漏れが発生してしまったりするリスクがあります。homis Nurseeのチャット機能は利用者のカルテと紐づいており、利用者のカルテを開くことでその利用者についてのスタッフ間のやり取りを確認することができます。必要なときに知りたい情報にすぐにアクセスでき、情報を探す時間が大幅に短縮でき、確認漏れなどのミスを防ぐことができます。
  • チャット内容はスタッフ全員が閲覧でき情報共有もスムーズ
    利用者に関するチャット内容はカルテを使っているスタッフ全員が閲覧できるため、改めて他のスタッフに情報共有する必要がなく、業務効率が上がります。

  • 各スタッフの業務状況が一目でわかる

    各スタッフが担当している利用者の人数や疾患分類などの属性がグラフで一目でわかるダッシュボード機能があり、管理者がスタッフの業務負担に偏りがないかを簡単にチェックすることができます。また、タスク管理機能があり、各スタッフの抱えているタスクも把握することができます。これらのデータをもとに管理者がスタッフへコミュニケーションを取ることで早期に課題を見つけることができ、改善策に取り組めるようになります。



まずは体験してみたい。試して使ってみたい。ぜひお気軽にお問い合わせください。
実際の現場で使用するまで利用料は発生しません。

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