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訪問看護向け電子カルテ導入のメリット・デメリットとは?

訪問看護向け電子カルテ導入のメリット・デメリットとは?

この記事はこんな訪問看護ステーション管理者さまにおすすめ

  • 紙カルテから電子カルテへ移行しようか悩んでいる
  • 電子カルテで何かできるのか知りたい

この記事を読むとこうなります

  • 電子カルテで何かできるのかわかる
  • 電子カルテを導入するメリットがわかる

このようなお悩みを持つ訪問看護ステーション管理者の方、多いのではないでしょうか。

今回は訪問看護ステーションへ電子カルテの導入を検討している方に向けて、電子カルテでできること、電子カルテを導入するメリットを解説していきます。

「難しい設定が必要なのでは」「電子カルテを使いこなせるか不安」そんな疑問や不安にもお答えする内容になっておりますので、ぜひ検討の際の参考にしてみてください。

電子カルテでできること

「訪問記録を書く」というのが電子カルテのイメージだと思いますが、その他にも電子カルテでできることはたくさんあります。電子カルテでどのようなことができるのか見ていきましょう。

訪問看護向けの電子カルテはさまざまな会社から販売されており、それぞれ機能や特徴も異なりますので導入前によく確認しておきましょう。

訪問記録や書類の作成

訪問記録だけでなく、訪問看護でよく登場する書類も電子カルテで作成することができます。電子カルテによっては記録画面や書類作成画面に予めテンプレートが備わっていて、紙に記入するよりもはるかに簡単に入力することができるようになっています。音声入力や画像の取り込みができる電子カルテの場合はより正確に利用者の状況を記録することができます。

利用者の管理

利用者の基本情報や保険証、各種書類の管理も電子カルテで行うことができます。画像を取り込むことができる電子カルテであれば、訪問先で利用者の証書を撮影し電子カルテに取り込むことができ、すぐに事務所にいる事務スタッフが確認するということもできるようになります。

レセプト作成

レセプトシステムが一体になっている、またはレセプトシステムと連携できる電子カルテであれば、訪問記録の情報が実績に自動反映され、今まで手作業で行っていた業務が大幅に削減されます。

データの集計

届け出に必要なデータを自動集計できたり、スタッフの業務状況や利用者のケアの状況を可視化できるような機能がある電子カルテもあります。日頃時間のかかっている集計作業はどのようなものでしょうか?電子カルテの導入によって自動化できるかもしれません。

電子カルテ導入のメリット

「電子カルテでできること」で説明してきたように、電子カルテでは記録の他にもさまざまな便利な機能があります。これらの機能を使うことによって以下のようなメリットが生まれます。

ケアに集中できる、残業が減る

簡単に記録や書類作成ができることによってケア以外の業務時間が削減され、ケアに集中できる環境が生まれます。また記録や書類作成業務による残業が削減されます。

効率的に情報共有ができる

インターネットが使える環境であればどこでも使うことができる「クラウド型」といわれる電子カルテを使った場合、事務所に戻らなくてもいつでもどこからでも利用者の情報にアクセスできます。夜間のオンコール対応時にもさっと情報を確認でき非常に便利です。

事務業務の効率化

算定業務や請求業務が効率化されるのはもちろん、毎月の書類発送も電子カルテから一括で印刷できたりと幅広い事務業務が効率化されます。

管理者業務の効率化

今まで時間がかかっていたデータ集計作業が自動化されたり、スタッフが作成した書類チェックが電子カルテ上で簡単に行えたりと管理者業務も大幅に効率化されます。スタッフの業務状況の把握やケアの評価などのマネジメント業務も電子カルテを通して行うことができます。

自由な働き方が可能に

クラウド型の電子カルテを使えば、事業所に戻らなくても記録や情報収集ができるため直行直帰も可能になります。コロナ禍のような状況時に感染リスクを抑えられたり、本人のライフスタイルに合わせた働き方が可能になったりと働き方の幅が広がります。採用の際にもPRポイントになるでしょう。

以上のように電子カルテ導入は記録の効率化だけに留まらない多くのメリットがあります。看護スタッフだけでなく事務スタッフや管理者業務も大幅に効率化できるのがポイントです。

一方で「電子カルテを導入するデメリット」もあるのでは?と心配されている方もいらっしゃるかと思います。以下にデメリットや注意点をまとめました。

 

電子カルテ導入のデメリット

操作に慣れることが必要

導入直後は操作に戸惑うこともあるでしょう。PCが苦手な方は慣れるまで時間がかかるかもしれません。カルテを使用する看護スタッフ、医療事務スタッフなど全員に使いやすいカルテを選びましょう。

停電時に使えなくなる恐れがある

電子機器を使用しますので停電時など電源が供給できない状況ではカルテが使えなくなる恐れがあります。万が一の際には紙で対応できるよう準備をしておきましょう。

コストが発生する

導入費用やランニングコストが発生します。メーカーによって金額もさまざまですので、ステーションが必要とする機能に見合った料金がどうか、複数のメーカーのカルテを比較してみましょう。

紙カルテからのデータ移行に手間がかかる

今まで記録していた紙カルテからのデータ移行が必要です。メーカーによってデータ移行の対応範囲や料金が異なりますので、詳しく問い合わせてみましょう。

以上のようにいくつかのデメリットもありますが、カルテによってデメリットを最小限に抑えらるものもありますので、選定の際には上記の点に注意してステーションにあったカルテを選びましょう。

はじめての電子カルテには「homis Nursee」がおすすめな理由

多くのメリットがある電子カルテですが、はじめて導入する際には「準備や設定が難しいのでは」「うまく使いこなせるのか」という不安もあるかと思います。そのような方には訪問看護向け電子カルテ「homis Nursee」がおすすめです。

「homis Nursee」は現場で活躍する現役の訪問看護師が作り上げた「訪問看護師による訪問看護師のための電子カルテ」。「そうそう、これがほしかった!」という便利な機能が満載です。

とにかく簡単操作

記録には訪問看護でよく使うアセスメントスケールやテンプレートが備わっており、ほぼ選択するだけで他のスタッフが見ても正確に状態把握ができるような質の高い記録を残すことができます。帳票類もワンクリックで出力、とにかく簡単操作にこだわっています。
homis Nurseeをお使いのお客様には初めて電子カルテを使ったという方も多いのですが、パソコンが得意でない方でも導入時のレクチャーだけでその日からスムーズに使い始めて頂いています。

クラウド型だから導入が簡単、初期費用もなし

インターネットが使える環境であればPC、スマホ、タブレットといったどの端末からでも使うことができます。専用ソフトをインストールする必要もありません。初期費用もかかりませんので気軽にすぐ使い始めることができます。

便利な機能が満載

LINE感覚で使用できるチャットツール、業務を取りこぼさないタスク管理ツール、管理者のマネジメント業務に便利なダッシュボード機能(スタッフやケアの状況を自動で集計)など「現場にほしかった」機能が満載です。

今、注目の訪問看護アセスメントツール「オマハシステム」を搭載

今、在宅看護の分野で注目されているアセスメントツール「オマハシステム」をご存じでしょうか?訪問看護に必要な「生活を看る」視点でアセスメントでき、ケアの成果が可視化されます。homis Nurseeではこの「オマハシステム」をいち早く搭載。画面のガイドに沿って進めれば簡単にアセスメントが完成するように設計されています。新人スタッフへの教育ツールとしてもご活用いただけます。

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まずは体験してみたい。試して使ってみたい。ぜひお気軽にお問い合わせください。
実際の現場で使用するまで利用料は発生しません。

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いかがでしたでしょうか。

紙カルテをお使いの場合は今までの方法を変えるのに少し抵抗を感じるかもしれません。しかし使いやすい電子カルテを選ぶことですぐに使い慣れますし、なにより訪問看護ステーションの全スタッフの業務が大幅に改善されます。今であれば導入時に「IT導入補助金」という補助金制度を使うこともできますのでこの機会にぜひ電子カルテ導入をご検討ください。

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