この記事はこんな訪問看護ステーション管理者さまにおすすめ
電子カルテ導入のために何をする必要があるのか知りたい
この記事を読むとこうなります
電子カルテ導入のスケジュールがつかめる
「電子カルテを導入したいがまず何をしたらよいかわからない」
「電子カルテの導入準備が大変そうで躊躇してしまう」
このようなお悩みを持つ訪問看護ステーションの管理者の方、多いのではないでしょうか。
今回は訪問看護向け電子カルテ導入の流れやスケジュールについて解説していきます。
導入準備に必要な項目もわかりやすく解説していますので参考にしてみてください。
■あわせて読みたい
訪問看護向け電子カルテ導入の5つのメリット
訪問看護向け電子カルテ 失敗しない選び方のポイント
2023年IT導入補助金ガイド
電子カルテ導入までは以下の図のような流れになります。
電子カルテの選定から本格稼働まで、標準的な期間は3~4カ月程度です。電子カルテの選定に時間をかけなければもう少し短い期間で導入することもできますが、ご自身のステーションに合ったカルテを選ぶことが最重要事項ですので、余裕をもったスケジュールを組むことをおすすめします。
組織内での調整や決裁に時間がかかる場合や、紙カルテや他社の電子カルテからの乗り換えでデータ移行が必要になる場合などはさらに長い準備期間が必要となることもありますのでご注意ください。
ここからは導入までの具体的な流れについて解説していきます。
数あるカルテの選定には長い時間がかかります。遅くとも導入予定の3カ月前頃から選定を始めておきたいものです。訪問看護向けの電子カルテもさまざまな会社から販売されており、機能や強みも異なります。ご自身のステーションの状況や課題に合った電子カルテを選ぶことが大切です。
選ぶ際のポイントについては「訪問看護向け電子カルテ 失敗しない選び方のポイント」にて解説していますので参考にしてください。
少なくとも3社以上は候補にあげ、無料トライアルを使える場合は必ず使ってみましょう。視認性や操作性のよさは実際にカルテに触れてみないとわかりません。
複数社の電子カルテの無料トライアルを使う場合は数週間かかりますので気になるカルテは早めに無料トライアルを申し込むとよいでしょう。
販売会社の担当者にステーションの状況や電子カルテに求める要望を伝えます。要望を整理しきれていなくても打ち合わせを行うことで課題や要望が整理されていきますので、まずは要望や課題を洗い出しておくことが大切です。レセプトコンピュータとの連携やサポート体制についても確認しておきましょう。
正式に申し込みを行います。
クラウド型電子カルテを利用する場合はまずインターネット回線が必要です。訪問看護の場合は訪問先でカルテを使うことが前提となりますので、外出先でもインターネットが使えるようポケットwifiやテザリングなどの準備も必要になります。
そして初期設定を行います。システム設定については販売会社ごとにサポート範囲が異なりますので事前にどこまでサポートしてもらえるのか、無料サポートの範囲や有料サポートの内容を確認しておきましょう。
新しいシステムへ利用者情報のデータ移行が必要となります。
今まで使っていたシステム、これから使うシステムによってデータ移行できる範囲が異なります。自動で移行できない情報についてはステーションのスタッフが手動で入力していくことになります。手動での入力は時間・労力のかかる作業になり、場合によっては予定していた本稼働日に間に合わないというケースもありますので、販売会社の担当者としっかり打ち合わせを行いましょう。
実際に電子カルテを使う全スタッフが操作方法を習得します。販売会社によって現地で研修会を開催したり、オンラインでレクチャーを行ったりと方法はさまざまです。
実際の運用方法で試験的にカルテを使い始めてみます。使い始めてみてわかる疑問点も出てきますので早めに試験運用を行い、疑問点や課題をつぶしておきましょう。
いよいよ電子カルテの本稼働です。スムーズに便利に使いこなせるよう困ったときはサポートデスクに相談し、疑問点や課題を解決するようにしていきましょう。
「homis Nursee」は現場で活躍する現役の訪問看護師が監修した「訪問看護師による訪問看護師のための電子カルテ」。「そうそう、これがほしかった!」という便利な機能が満載です。
記録には訪問看護でよく使うアセスメントスケールやテンプレートが備わっており、ほぼ選択するだけで他のスタッフが見ても正確に状態把握ができるような質の高い記録を残すことができます。帳票類もワンクリックで出力、とにかく簡単操作にこだわっています。
homis Nurseeをお使いのお客様には初めて電子カルテを使ったという方も多いのですが、パソコンが得意でない方でも導入時のレクチャーだけでその日からスムーズに使い始めて頂いています。
インターネットが使える環境であればPC、スマホ、タブレットなどどの端末からでもアクセスし使うことができます。専用ソフトをインストールする必要もなく、すぐに導入できます。初期費用もかかりませんので気軽に使い始めることができます。
オマハシステムについては「はじめてのオマハシステム(知識編)」「はじめてのオマハシステム(活用編)」の資料で詳しく解説しておりますので是非ダウンロードください。
いかがでしたでしょうか。
電子カルテは訪問看護の業務効率の鍵となります。
まずは気になる電子カルテのデモで試してみて、ご自身のステーションの状況に合った使いやすい電子カルテを選びましょう。
■あわせて読みたい
今、注目の在宅看護アセスメントツール「オマハシステム」をわかりやすく解説!
はじめての「オマハシステム」知識編
はじめての「オマハシステム」活用編